Monthly archives: 2月, 2020

ついに買ってしまった

かれこれ一年近く眺めていたこの子がついに我が家にやってきたのである…!

カワイのVPC-1。電子ピアノ…ではなくUSBコントローラーという分類に入るのだが、細かいことは抜きにして、とにかくピアノである。

いわゆる電子ピアノと違うのは、グランドピアノと同じ木製鍵盤だということ。素材だけでなく作りにおいて、グランドピアノの鍵盤と同じ製法が取られている画期的な鍵盤なのである!これか欲しくて欲しくて…夢にまで出てきたよ(本当)。

この重厚感、ハンマーアクション、鍵盤の触り心地、どれをとってもピアノそのものである。カッコいい…もうめちゃくちゃカッコいいんである。良い楽器は見ているだけでドキドキする。

こいつまだピアノ弾く気なんか?と思われちゃってると思うけど…これだけはね、ずっとずっと欲しかったんです。

そういえば、このクソ重いピアノを佐川急便のお姉さんが一人で運んでたのにはびっくりした。あのお姉さん腰を痛めなかっただろうか…。ちなみに僕は一人では持てないので友人シルビオに設置を手伝ってもらった。彼にはずっとこのピアノの話を聞かせていたので、ついに買いやがったか!的な話で盛り上がった。

また春が来る。新しい生活の始まりである。去年の春とは違う景色が見えている。新しいピアノも来たことだし、穏やかで文化的な生活を送っていきたいものである。

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モスドナルド

久しぶりにマクドナルドに行ったけど大変うまい。味変わりました?こんなこと言ったら申し訳ないが、一昔前は行ったら必ず後悔するくらい味が落ちていた。子供の頃に食べた時は美味しかったはずだけどなー、大人になって味覚が変わったのかしらと思っていた人も多いと思うが、それは違う。マクドナルドの味は確かに落ちていた。

ところが久しぶりに行ったらうまいのである。子供の頃に食べた印象と同じである。ハンバーガー大好きな僕も満足の味であった。シェフ呼ぼうかと思ったもん。コーヒーも美味しくなってた気がする。全体的に原価率を上げたのだろうか。

ここまで言うとマックにひいきしてしまっているが、実のところ僕はモスが大好きなんだモス。特にとびきりハンバーグシリーズはやばい。セットで900円くらいするがそれでも構わない。是非行ってみてくれモス。

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そ、そうだねボタン

教会でライブしたり、キリスト教的な雰囲気の曲があるせいかクリスチャンと間違われることが結構ある。YouTubeのコメントでもあったな、クリスチャンなの?って。

まあ念を押すことでもないけど、僕は特定の宗教というものを有していない。比較宗教だったりそこから派生する哲学だったりが好きなだけである。いわば宗教ファンというやつですな。

一部の新興宗教や昨今のテロのせいで宗教に良くないイメージを持ってる人もいるかもしれないけど、本当はどの宗教も他者に寛容である。また、無宗教と思ってる人も実はその地域の宗教的な価値観に根差して生きていたりするものなんである。

例えば墓石は科学的にはただの花崗岩の塊である。じゃあ墓石を蹴れるか?と言われると、多くの人が躊躇する。なんで?ただの石ですよ?でも蹴れない。それをやってしまうと、人として大切な何かを失ってしまうような気がするのだ。その感覚こそが宗教感覚なのである。

誰かに教えられたわけでもないのに、どの地域の民族にも死者を弔ったり豊作を祝ったりといった風習がある。どうやらチンパンジーも死者を弔うらしい。一体どうなっているのだろう⁉︎生まれながらにその行為がインプットされているとしか思えない。こういうところが強烈に好奇心をそそるのである。

また、あらゆる宗教に共通するふるまいに偶像崇拝がある。人は形あるものに拝みたがるように出来ているらしい。そんな中で、世界的な宗教であるユダヤ教、キリスト教、イスラム教、仏教においては偶像崇拝は禁止されている。なぜその指導者は偶像崇拝を禁じたのか?もちろん宗教的な理由はそれぞれにあるのだが、そんなもんは適当である。僕にはその背後に、何か科学的に説明出来そうな、生物学的に合理的な理由がありそうな気がしてならないのである。

こんな話をFacebookとかインスタに載せたとしたら場違い感が半端ない。いいねがすごく少なそうである。「そ、そうだね!」ボタンがあったら結構いく気がする。SNSでは重すぎるノリの話を語り散らかせるのがブログの良さであるな。

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写真

写真を撮られるのが苦手である。

最近ではマシになったが、昔は本当に苦手であった。ギターを持っていればまだいいのだが、丸腰(ギタリストがギターを持っていない状態はこう表現される)だと無理である。

そんな中でも結構いい感じに撮れたりするものがあり、それをプロフィールやらなんやらに使うのであるが、ちょっと前にベトナム人の女の子と久しぶりに会った時にそこそこ写りの良い写真を見せたら

「わあーすっごーい全然ちがうヨ!」

と言われた。いや君それは言わなくていいんだよ‼︎ 東南アジアの子は素直で困る。

だから写真選定というのは非常に難しい。実物と違うと言われない程度に、しかしそこそこシュッとしたやつを選ばなければならないのだ。

そういえば昔台湾で撮影した時にメイクをさせられた。目のまわりがGACKT様みたいになっていたのだが、さすがにこれはイメージと違うだろうと思って「あのさ、これやっぱりやめない?」と聞いたら、「後で編集で消すから大丈夫だよ‼︎」と何故か笑顔で言われた。だったら最初からやるなよ‼︎ 結果出来た写真はバッチリ白飛びして目力だけ妙にある、まさにビジュアル系のそれであった。TAKESHIって感じだった。あれはあれで面白かったのかもしれない。

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世を忍ぶ仮の名前

お店の予約をする時に非常に困ることがある。それは名前である。

さかせがわってそんなに聞き取りにくいですかね⁉︎令和の時代においては100%の確率で聞き返される。たかせかささんですか?あ、たかきばらさん?あ、たかせばるさんですね!え?たですか?な?なですか?なかせはらさま…ですね。あ、違うんですか?すみませんお電話が遠いようで…あ、たかはしさまですね

(↑嘘だと思うかもしれないが本当にあった話である!)

どうやら固定電話の音質の悪さが関係しているらしい。特に子機で取られると全然ダメだ。そんなわけで各所に電話するのが非常に憂鬱なんである…。

一番の難関は、どうやら最初の「さ」らしい。これが「た」に聞こえて仕方ないらしい。さかせがわですよ!さしすせその「さ」!というと、たちつてとの「た」ですね!となる。これまでに何度「たかせがわさん」で予約したことか。そして店に入って「さかせがわです」って伝えた後の店員さんの反応も毎度のことである。(さかせがわ…?あ、これだなたぶん)みたいな顔をされるのである。

そんなわけで、偽名でも使おうかと思っている。「鈴木」でも「佐藤」でもいいのだが、ちょっとスパイスを効かせたい。「福山です」「妻夫木です」とかね。「東出です」は今はやめておいた方がいいのかもしれない。でも色々考えたけど、一番面白いのはやっぱり「岸部です」だな。

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広げつつ深めつつ

うーむバタついている。連絡返せてない人ごめんなさい…。一つ集中し出すと周りが見えなくなるタイプなのでご理解下さい。

ところで楽器奏者の生きる道は大きく分けて二つである。一つはライブであり、一つは音楽制作である。そして周りのミュージシャン仲間を見渡すと、面白いくらいにどちらかに分かれている。両方にまたがってやっていく人は、実はかなり稀である。

しかし僕は、ライブと音楽制作どちらにもフォーカスすると決めている。正確に言うと、2年前にそう決めた。自分の場合はその方が幸福度が高いと思っている。フロントマンとして人前に立つのも、部屋にこもって深く制作を追求するのもどちらも同じくらい大切である。

さてひっそりと自分の中で目標を決めている。決意表明は三日坊主の元なので、人には言わず淡々とやることにしている。モチベーションに頼ると人は負ける。やる気がない時にいかにやれるか、それこそが大事である。そしてこれを達成するまでお酒は一切口にしないと決めている。達成したら高いワインでも開けることにしよう。

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