Monthly archives: 9月, 2017

終奏・琥珀の月の物語


無事に終えることが出来ました!たくさんのご来場ありがとうございました。

僕のライブは、みんなで盛り上がろうというものではありません。一人ひとりが、それぞれの想いを静かに持ち帰ってくれれば良い。そう思っています。

人間は結局のところ一人ぼっちです。

一人で悩んでどうしようもない時、明日が見えなくて辛い時、一曲の愛聴曲に救われることがあります。

ネットを漁ればいくらでも音楽は出てきますが、一人の人生に必要な曲は実はそんなに多くないのかもしれません。

泣いてる人に静かに寄り添ってくれるような、一緒に泣いてくれるような、そんな音楽を作り続けたいと思います。

そして、人間は結局のところ一人ぼっちだということを受け止めた時に、家族や友人との時間が真に輝いて見えるのだと思います。

これからもギターとともに旅をし、心を動かし、表現していきますので、応援の程宜しくお願い致します!

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大きく変わりつつあるギタースタイル

明日に迫りました!逆瀬川剛史ワンマンライブ「琥珀の月の物語」。

福岡市では久しぶりのホールワンマンということで、とても良い音でお届け出来ると思います。ギターの音色を味わいに来て下さい!

さて、今日はちょっと変わった視点からギターを語りたいと思います。

ソロギターでは、変則チューニングを当たり前のように使いますよね。

僕もソロギターを始めてからずっと変則チューニングを使い続けてきていました。でもここ2年ほど、スタンダードチューニングの比重をかなり上げています。

その理由の一つに、「みんなにも、もっとスタンダードチューニングで弾くようになって欲しい」ということがあります。

ソロギターの愛好者の中には、スタンダードチューニングの理解が浅いまま変則チューニングの世界に入ってしまった人が結構います。TAB譜依存から抜けられなかったり、音楽的な理解が出来ていないままなんとなく曲を弾いてしまったり・・・思い当たる人は多いと思います。

例えば押尾コータローさんの曲はめっちゃ上手に弾けるけど、弾き語りの伴奏が出来ないとか、キーを変えて弾けないとか。

それってマッスルメモリーで弾いてしまっているわけで、そんな状態で弾き続けていても音楽的な自由は得られないと思います。(押尾さんはスタンダードチューニングでも鬼のように上手ですよ。誤解なきよう)

そういう人には是非、スタンダードチューニング縛りで数ヶ月過ごして欲しいと思います。

右手のテクニックはあるわけですから、あとは同じチューニングで音楽を定点観測することで音楽的な理解を深めていけます。

ただ・・・「スタンダードチューニングの曲はつまらない、変則チューニングの方が面白い」と思う人も多いと思います。

僕がいくら「スタンダードチューニングで弾きましょう」と言ったって、本人の心が動かなければ意味がない。

それならスタンダードチューニングで魅力的な曲を作ろう、面白いアレンジをしようと思い始めたのが2年前。

その流れで出来たのが、「琥珀の月」や「Dizzy Drive」といった曲です。

トミー・エマニュエルのようなカントリー系とも違う、「ソロギターのしらべ」のようなシンプルなアルペジオ系とも違うアプローチで、もっとオープンチューニング的なアプローチで作曲しました。もちろんスタンダードチューニングです。

こちらはアレンジもの。

まだネットにアップしてはいませんが、まだまだたくさんの曲・アレンジをスタンダードチューニングで作っています。

僕の曲を弾きたいと思った人に、弾いていて後悔させないようにしたかった。つまり弾いていても楽しいし、音楽的理解も自然と深まるようになっている。

ダイアトニックコードや度数などの小難しい話も、こういった曲をやった後に聞くとスッと腑に落ちるはずです。そうなると、もはやTAB譜不要になってきます。(その話もいずれまた。)

ギターは面白いです。ギターという楽器を選んだ皆さん、良い選択をしましたよ。

微力ながら、その魅力を伝えていけるよう頑張ります。

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いよいよ明後日です!

<FM福岡でCM放送中!>

ホールワンマンライブ「琥珀の月の物語」が迫ってきました。9月23日(土)、西南大学コミュニティセンターホールです。

ご予約受付中です。皆さん応援のほど宜しくお願いします!

そ・し・て!

なんと、韓国にてCDがリリースされました。LON MUSICというメジャーレーベルです。つまりメジャーデビューということです。

ジャケットの基本仕様は同じですが、中はハングル表記になっています。

これからどうなるか分かりませんが、韓国の皆さんの手に取りやすい状況になれば嬉しいです。

LON MUSIC

さてさて国内では・・・先日、西日本新聞夕刊にて紹介して頂きました!

ウェブ版もあるそうで・・・こちらからご覧下さい!

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本に手伝って八宝コチュジャンだった

9月も行ってきました中国!今回は初の四川省。辛いものが待っている!

今回は二胡の里地帰さんとのデュオもあり!現地で合流して早速ふざけあって大爆笑。

台湾のエレキギタリスト、Martyさん(左)!今回は彼とのジョイントです。重慶、成都と二箇所にて昼夜公演と超ハードスケジュール。

会場大きかった!音も良かったです。

ソロもあり、デュオもあり!

ホノルルから始まり台北、メルボルン、上海、福州、海口、重慶、成都と今年もたくさん海外へ行きました。これにて今年の海外公演は終わりかな。国内でもやりたいことがたくさんあるので、創作の秋・制作の秋にしようと思います。とかいってまた海外行ったりして・・・。

超過密スケジュールでしたが最後には少しだけ観光を!成都のスタバ。こりゃすごい。笑

運気が上がりそうな玉座。本格四川火鍋を頂きました。めちゃくちゃ辛くて、僕もさと兄も最後の方はだまーってましたね。笑 でも美味しかった!!

Martyバンドの皆さん、Ericさん、Graceさん、そしてさと兄お疲れ様でした!来年、またこの地に戻って来れますように。

おまけ。こういうの大好きでつい撮っちゃいます。笑

いいねぇ。いいよぉ。

思っ飯 d(^o^)b

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秋風とともに

今日はRKBラジオ「博多熱風塾」の収録でした!

大庭宗一さんと富永倫子さんによる、落ち着いた語りとふんわりしたユーモアが素敵な番組。

ライブの宣伝もしっかりやって頂きました!もちろん生演奏もあり。

放送は9月10日(日)。番組開始は12:55、逆瀬川剛史の出演時間は13:20頃です。是非お聴き下さい!

博多熱風塾

さて、また爪の話になりますが・・・頑張ってますよ、生爪で!

色んな人に、「絶対またスカルプチャーに戻すと思うな〜」と言われながらもまだ粘っております。スカルプチャーで傷んだ部分は弾いてるとすぐ削れていってますが、新しく生まれてくる爪は十分な硬さがあります。薬指はもう完璧ですが、親指と人差し指がまだまだ・・・早く生え変わっておくれ!

まだ弾きにくさはあるけど、このウッディで温かい音はかなり魅力的です。ラインを通すと明らかに低音の出方が違うんですよ。プレーン弦を弾いていても低音の成分がしっかり出ているのが分かります。ピエゾにありがちなキンキン感も出ない。

あと、僕の場合は生爪の方が明らかにリズムよく弾けるようになりました。柔らかくも正確に入る感じ。スカルプチャーだと頭で考えてから実際に撥弦するまで若干タイムラグがあるように思います。でもスカルプでも上手にやる人はいるのでこの辺は個人差があるかと。

これだけ生爪を推しといてスカルプチャーに戻したら、笑い者だなー。頑張ります。

さて、実は明日から中国です。今回は重慶と成都。中国国内はこれまでに何箇所も回っていますが、この二都市は初めてです。本物の四川料理が楽しめるかな。

今回は二胡の里地帰さんと一緒。さとにいとのツアーは香港・台湾・ハワイと続いて四回目!彼とは笑いのツボが似てて、毎回爆笑の旅になるんですよね。今回も楽しみ。

そういえば、中国の大河ドラマ「軍師連盟」にs.e.n.s. projectメンバーとして楽曲提供をしたのですが、前回中国に行った時にそのドラマのバス広告を発見しました!

ブレブレやがなっ。でもこうやって見ると、「ちゃんと放送されてるんだなー」と感動します。

作曲の仕事は本当に充実を感じますね。東大寺奉納アルバムもそろそろ本腰を入れる時。凛としたアルバムに仕上げたいです。

福岡の方は、9月23日のワンマンライブ「琥珀の月の物語」是非宜しくお願いします!早めに予約を入れて僕を安心させて下さい。笑

新曲もやりますよー!ご予約はこちらから。

中国から戻る頃には更に涼しくなってるかな。

<ライブスケジュール大量更新してます!>

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ここがすごい!エリクサー弦

僕はエリクサーのナノウェブ(ブロンズ)を使っています。ソロギターを始めた当初からずっと使っているお気に入りの弦。

ゲージはライトを選択。ミディアムやエクストラライトだけでなく、カスタムライトという少しアレンジされた弦もあるのですが、結局いつもライトゲージに落ち着きます。

ポリウェブよりナノウェブ派です。

弦は本当にたくさんのメーカーを試しました。それぞれに特徴があって面白いのですが、僕のスタイルにはエリクサーが一番合っているようです。

今年の初めに、エリクサーの会社である「日本ゴア」さんにてディスカッションの機会があったのですが、そこでエリクサーの工法の仕組みを知り、一層ファンになりました。

なんとゴアは元々コーティングの独自の技術を持っていて、人工衛星や医療機器、スポーツ用品など実に様々な分野のコーティングに関わっている化学の会社なのです!

日本ゴアオフィシャルページ

そのコーティングの技術を弦の世界に応用したらどうなるか?というのがゴアの挑戦でした。そこからエリクサーが誕生したんですね。

職人大好き人間としては、こういう技術の話には胸が熱くなってしまいます。

そしてその技術は常に進化してるんですね。この10年でエリクサーもどんどん進化していて、よりナチュラルな音が出るようになっています。

この薄くて均等なコーティングは、人工衛星のケーブルのコーティングなどをやっていたゴア社の高い技術力があって始めて可能になるもの。

昔はすごくツルツルの弦という印象でしたが、今では通常の弦と同じような触り心地になってきています。もちろんエリクサーならではの弾き易さは健在。

海外ツアーのような過酷な環境でも、気持ちの良い音色を保持してくれる素晴らしいアイテムです。

昔使って合わなかったという方も、是非今のエリクサー弦を試してみて下さい。また違った印象を受けると思いますよ!

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