Monthly archives: 9月, 2020

寝太郎

僕は本当によく寝る。忙しそうにしてると周りが「身体に気を付けてね!ちゃんと寝るんだよ!」と言ってくれることがあるが、その度に申し訳ない気持ちになる。ごめんなさい、とっても寝てます。

学生時代、テスト前に徹夜で勉強したという友達の話は全部ギャグだと思っていた。本当に寝てなかったのだと知った時はかなり衝撃を受けた。「最近はもう出来ないね、徹夜とかは」などと言うので「いや最初から無理だから!」とつっこまずにはいられない。僕はちょっとでも睡眠時間が足りないとすごく体調が悪くなる。頭も身体も全く働かなくなるのである。

実家に泊まる時も、僕が一向に起きてこないので母に「死んでるのかと思った」と言われたことがある。僕の長時間睡眠を知ってる家族をして、今なお「本当によく寝るねぇ…」と言わしめるのだ。おそれいったか。

で、生粋のねぼすけ野郎として、会話の中で「こいつもねぼすけ野郎だな」と分かることがある。ねぼすけ野郎はねぼすけであることを知られたくない。なぜなら知られると色々不都合があるからだ。納期に遅れた時とか遅刻した時とかに言い訳が立たないし、どんなに頑張っていても「コイツもっとやれるだろ、寝過ぎだよ」と思われかねないので、出来るだけ隠す。SNSにも忙しそうな写真をアップする。しかし僕は確信している。坂本龍一さんはねぼすけだ。とあるインタビューで「歳を取るとねぇ

、起きる時間も早くなっちゃって…」と言っていたので「何時くらいに起きられるんですか?」と聞かれていた。その時に以下のように答えていた。

「ん?いや、まあね…あれですよ、普通の時間ですよ。えーっとねぇ、…8時とか。」

僕は確信した。コイツ絶対9時まで寝てやがるなと。そして、以前はそれより寝ていたわけだから恐らく10〜11時くらいまで寝ている。ハハーンなかなかのねぼすけ野郎だな。大作曲家の秘訣はねぼすけにあり。名曲は良質な睡眠から生まれるのだ。大いに見習わせて頂きますぞ、教授!

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ようやくミックスダウン

さとにーこと里地帰さんとのコラボ曲が二曲ミックスダウン!新しく出来た作品を聴く時間はとっても清々しい。

今回はリモート作曲で、一度も会わずに完全オンラインで曲を作りました。これで仕上げられたのはお互いの信頼関係があってのことですね。

レコーディング歴も長いので小編成ならミックスも慣れたもんです。オーケストラはさすがにまだ…でもいつかは!

肝となるのはいつもEQとコンプ、そしてリバーブ。最近はFabfilterのプラグインがかなりのお気に入りです。ホントいい音。

今回はサムピックを使ったプレイも入ってて、かなり刺激的なギタープレイになったと思います。二曲ともYouTubeに上がるのでお楽しみに!

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つられる

ローソンの冷食のたこ焼きが結構美味しいのでたまに買っていたのだけど、見当たらない…と思って店員さんに聞いてみた。たぶんチベットの方。

「もうたこ焼きって無くなったんですかねー?」

「タコヤキ?タコヤキワネー…ナンダッケ…ソコナケレバナイデスネ」

「前はあったんだけどなぁ…あ、あった」

「コレ?コレオイシイ?」

「タコヤキダヨ、シラナイ?」

「シラナイ。アマイ?」

「アマクナイヨ。」

「ソウナノ。オイシソウ。」

「コンドタベテミタライイヨ。」

タコヤキシラナイヒトモイルンダナァ。ミンナモカッテミテ。

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アズレンなんとか

口内炎がよくできるので困っていたところ、歯科衛生士さんに「アズレンスルホン酸が含まれてるうがい薬を使うといいですよ、自分もよくできてたんですけどそれ使い始めてから無くなりました」と言われたので使ってみた。

なんでも口内の炎症を抑えてくれるらしい。これは効き目がありそうだなーと思って効能を読むと、なんと!「扁桃炎」と書いてある。扁桃炎にも効くなんてこりゃー儲けものだ。確かに喉の炎症だもんね。効果が楽しみ。

最近英語を話す機会がめっきり減ってしまったので、勘が鈍っている。外国人の友人たちが、日本にいた時はネイティブ並みに流暢に日本語を話していたけど、帰国後しばらく経ってから話すとめちゃくちゃ下手になってたのを思い出した。そりゃそうだよなぁ。

英語が出来る人は「次はフランス語でもやろうかなぁ」みたいに言語を増やす方向に行く人も多い。英語で語学学習に自信がついたのは分かるけど、語学はあくまでアクセサリーだからね。僕の場合は言語を増やすより、もっとたくさん音楽に時間をかけた方が結果的に良いコミュニケーションが生まれると思っているので、英語以外は今のところやる気がない。そもそも英語もまだまだだし。というわけで今日もピアノとギター頑張るワン。

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扁桃炎

うーむ喉が痛い。ご心配なさるな、いつもの扁桃炎である。

季節の変わり目になると扁桃腺がチクチクし出す。あーきたよ…という感じだ。昔はそのたびに熱を出していたけど、最近は喉のチクチクだけで済むことが多い。それにしたって身体はだるくなるし、体力も集中力も低下するので少ししんどい。もう切ってやろうかと思うけれどもそんな勇気もないまま今日に至る。

しかし今のご時世、熱は出したくないねぇ…ちょっとでも熱が出ようもんなら、「大丈夫コロ!?ていうか近寄らないでコロ!」と騒がれかねない。あーめんどいコロ。

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ワンワン

昔北京大学で演奏の予定があったのだけど、当時中国国内では対日感情が悪化していて、日本人の出演はやはり難しいということになり、直前になって僕だけ出演キャンセルになってしまった。ちょうど三菱の車が破壊されたりしてた時の話である。

暇だったので会場の外に出ると、犬がウンコしてるところに遭遇したので、「中国の犬がウンコしてるのはなかなか珍しいぞ」と思い写真を撮っていた。すると同行していたスタッフに「プライバシーだぞ!」とたしなめられた。ごめんワン。犬も心なしかバツの悪そうな顔をしていた。

まあそんなクソみたいな話は置いといて、海外のステージに立つ時に「微力ながら世界平和に繋がれば…」とか、「お互いを知るきっかけになれば」などと考える人もいるのかもしれないけど、僕はそういうことは考えない。昔はちょっとは考えたこともあったけど…基本的にはどどこでやろうとも同じ気持ちで演奏する、そういうことを大事にしてきた。

カフェでやろうがイベントでやろうが、大きいホールでやろうが海外でやろうが、同じ気持ちで演奏する。一度演奏が始まってしまえば、どこにいたって同じなのだ。「中国の人はこれが好きだから」と何かを変えることも基本的にはない。もちろん向こうで有名な曲をカバーしたりするのもいいのかもしれない。けど自分の側に寄せてこられると、とたんに冷めてしまうことだってあるのだ。イタリアから来たジョバンニアレヴィに「ハナミズキ」なんて弾いて欲しくないのと同じ気持ちである。いつも通りの彼のステージを観たいじゃない。

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前にピアノを弾けば弾くほどギターが好きになるという話をしたけど…結構マジな話なんである。

贅沢なもので、ギターばかり弾いてるとギターが当たり前になり過ぎるのだ。でもピアノを弾いていると、昔アコースティックギターソロというジャンルを選択した自分は正しかったなぁと心の底から感じる。音色が美しい。この音を使ってたくさんの曲を作ってこれたことを誇りに思う。ギターが無かったらきっと僕の世界は灰色だった。それがこんなにもカラフルに映る。

物欲も特にないしタバコなどの趣向品にお金を使うこともない。ギターがあればかなりの部分が満たされる。なんとも素敵なことではないか…え?自慢してるのかって?ええ、自慢しているのである。悔しかったらギターやってみなさい。一生の趣味としてもオススメだ。本物のギターの音はきっとあなたを虜にする。そして沼へ…

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ギトギト漫画

結構漫画を読む。と言うと「ワンピースとかですか?」と聞かれるけどそんな感じではない。分かりやすいところで言うとカイジ、んでアカギとかミナミの帝王とかナニワ金融道とかサラリーマン金太郎とか…いや一体何を読んでるのだ私は。

いわゆるボロい定食屋にデンっと置いてある類の漫画が好きだ。油でギトギトになった表紙の「最強伝説黒沢」を読みながらチキンカレーを食べるのが楽しい。たけしお行儀が悪い!悪いぞ!でもそれがまたいい。そういうのがハマる場所だって世の中にはあるのだ。

それにしてもミナミの帝王とか読んでると、ギャンブル狂いの借金野郎がとんでもなく破天荒な人生を歩んでいて、読んだあとにとても不安な気持ちになる。感情移入し過ぎて、定食屋の帰り道をトボトボと歩くとまるで自分がその人になったような気持ちになるのだ。精神衛生的に悪いぞ!笑 でもついつい読んじゃうんだなぁこれが。世の中ゼニでおま!とかつい真似して言っちゃうんだなぁ。

もしも子供の教育に悩まれる方がいるなら漫画をうんと読ませなさい。殆どの人にとっては漫画=ジャンプだと思うけど、世の中には実に色んな漫画があるのだ。字も覚えるし人間の機微も分かるようになる。大人がうまく教えられないことだって漫画ならスッと入ってくるものだ。美味しんぼを読んだ子供が「こんなものは食えない」とか言い出したり、ミナミの帝王を読んだ子供が「お母さん、ゼニでおま!」とか言い出すかもしれないけどまたそれも楽しいんじゃない(適当)。

©️雁屋 哲
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模様替え

自宅スタジオをパワーアップして、ピアノ部屋がかなり使いやすくなった!作業部屋とピアノ部屋を完全に分けて、ピアノ部屋にはサブモニターとBluetoothのキーボードを置くことでかなりスッキリ。いやー我ながらなかなかの環境になった。快適だ…。

最近はピアノにかかりっきりだったけど、ギターもちゃんと弾かなきゃね。やっぱりいいですギターの音は。この二つが高いレベルで混ざり合うように…僕が目指す形はそこです。コロナでライブ活動が出来ない今だからこそ、ピアノで創作の幅を増やしていきたい。

台風がなんか凄そうだ…皆さんくれぐれもお気をつけ下さい。

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