ネットには玉石混交様々な情報が載ってますけど…ネットの記事とかをちょちょいと呼んで何かを分かったような気になったらおしまいです。
だいたいネット記事なんて孫引きをさらに孫引きしてるものばっかりで、数字屋の書いた軽薄な言葉に興奮してそれが知性だと思ってしまうとしたらそれはただのエンタメであり、学びでもなんでもありません。
ネット記事に慣れすぎると、ある程度のボリュームの活字を追えなくなります。厚い本が読めないのです。ネット記事は閲覧数を重視するので簡単な言葉で短くまとめられています。
「頭のいい人の説明は分かりやすい」という言葉がありますが、それは嘘です。文章においてはある程度硬質な言葉を使わないと届かない高みというものが確かに存在します。しかしそう言った「小難しい言葉」を使う人が毛嫌いされる風潮があります。「この人は難しい言葉を使うから嫌い。本当に頭が良い人なら簡単に説明してくれるはずだ」という具合にです。
受験などでのペーパーテストにおいて、「今はこんなの調べたら出てくるんだから、テストなんて意味ないですよ〜」といかにもな論理を展開する人もいますけど…人間の思考を支えるのはやはり記憶力なんですよ。調べる前に記憶から引っ張り出す訓練。引っ張り出したものを脳内で組み合わせて新しいものを作り出す訓練。そういった訓練が知性となって表に現れるわけです。
長い文章を読んだり記憶力を鍛えたりするのって、まさにアナログ力なわけです。いかにコンピューターの時代になろうとも、このアナログ力こそが人間の知性の礎であり続けると僕は思うんです。
地道な勉強に勝るものなし。どっかのオンラインサロンに入ったって人生変わらないですよ。「考えるな、感じるんだ!」なんてウソ。「感じるな、よく考えろ!」が人間の出すべき正解です。
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