ギターのタッチは人ぞれぞれ。色んな美学がありますよね。クラシックとアコギではまた違うし。

ここ10年の潮流として見られるのは、軽いタッチの推奨。

「トミーエマニュエルのタッチは思ってるより優しい」

「アンプに繋いで弾くことを考えると、強いタッチで練習するのはむしろ良くない」

そういった情報もネット上に散見されるし、日本の住宅事情も相まって小さい音でサラサラとギターを弾く人が多いように思われます。

しかし僕は言いたいのである!普段からある程度強いタッチで弾けるようにした方がいいですよ!あなたの持ってるそのギター、もっと鳴るはずです。

ストロークは優しく、アルペジオは力強く。この意識が大切です。逆になってる人、多いのでは?

アンプの音も大事だけど、まずは何より生音で勝負できるタッチを身に付けましょう。ボディヒットやらタッピングやら面白い技法は色々あるけど、ベーシックなアルペジオのスタイルで遠くに音を届ける練習こそがプレイを底上げしてくれます。

ギターは指先ではなく前腕の筋肉で弾きます。前腕の大きい筋肉を弦に載せて弾くと、深くて広がりのある音になります。指先だけでサラサラ弾いてると出せない木の鳴りが出てきますよ。お試しあれ。

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