これからも変わらないよ。

お久しぶりです。帰国してから色んな状況が変わり、来年度の方向性も固まってきました!

来年度、力を入れること。一つ目は言わずもがな、作曲です。

これまで事務所で作業をしてましたが、自宅に機材を移して全ての作業を自宅で出来るように整えることにします。

そして作曲したものは、しっかり発表していく。新しい曲はたくさん出来ているのに、なかなか発表出来てなくてもどかしい気持ちがありましたが、もっともっと発表していきます。

対して、今年はイベント出演の数は減らすことになると思います。いつもイベント出演時に駆けつけて応援してくれてる皆さんには、そこは申し訳無いのですが…。もちろんソロライブはやりますので、是非心待ちにして頂ければと思います。

二つ目は、ライブ配信を増やす。この辺は疎いので探りながらになると思いますが、良い音でライブ配信が出来るよう工夫していきます。

要は、「もっとオリジナルの世界観を濃く表現していく」ために、不要なものは捨てて、必要なものを取り入れていこうという方向性なわけです。

そうそう、各所から問い合わせを頂いている東大寺での演奏ですが、5/10(木)で決定致しました!予定が変更となり、大仏殿ではなく東大寺本坊という場所での演奏となりました。普段は解放されていない本坊での演奏はこれまた貴重です。

活動の形は少しずつ変わっていきますが、曲を作りそれを届けるという根っこの想いはずっと同じなので、これから楽しみにしていて下さい!

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受験制度のゆくえが気になる

大学受験の在り方もだいぶ変化しつつありますね。

2020年にはセンター試験が消え、英語はTOEFLのような民間試験を活用するとのこと。これはめっちゃいい流れだと思います。二次試験もTOEFLでいいんじゃない?

TOEFLって難しいけど問題が良いんですよ。意味のある難しさで、ちゃんと勉強したらクリアできる。大学受験ではたまに「クイズでもしてんのか?」というような変な問題もあるので、そういったものよりはずっと知性のあるテストだと感じています。これがTOEICとかになったらやだなぁ。やはり日本も国際基準であるTOEFLやIELTSに合わせるほうが良いと思います。(TOEICは日本と韓国のみ)

前期試験から小論文や面接を課す所も以前より増えてるような感じがします。これもとてもいい流れだと思う。

昔は、「面接なんて運の要素が大きいじゃないか!」と思って結構反対してたんですが、最近はそうは思わなくなりました。

某K大のK助教のような人を見てると、たぶん彼みたいな人には一瞬で分かるんですよ。あ、こいつは伸びるねって。本当に頭良い人は頭良い人同士で響き合うみたいです。

だから小論文とか面接とかで判断するというのは実は一番効率が良いんだろうというのが今の考えです。

何点以上取れたら合格、というデジタルなフィルターよりもこういったアナログなフィルターの方が、うまく才能をすくい取れるような気がします。

これからどういう方向に向かっていくんでしょうね。ちょっと楽しみです。

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帰国、その後

シドニーから戻りました!福岡のごはん美味しいです。

さて、平素より応援してくれてる皆さんに向けて、僕が感じたことをもう少し具体的に書きますね。

僕がシドニーに何を求めに行ったかと言うと、曲作りと演奏に集中出来る環境です。

シドニーを始め欧米圏ではバスキングと言って、街の至る所で演奏してチップを貰ったり、CDを販売するということが公式に可能なんですね。そういう環境にしばらく身を置いてみるのも悪くないかなぁと思ったわけです。

ところが行ってみると、かつてのバスキングの盛り上がりも今は昔。プロのバスカーに話を聞くと、過去に比べてチップも入りにくいし、CDも売れにくいという現状を聞きました。確かによく観察してみると、演奏は盛り上がるのですがチップやCDの売り上げにはあまり貢献していないように感じます。日本から来ている先輩ギタリスト達も同じようなことを言っていました。

去年メルボルンでバスキングした時も、確かに「聞いてたほどの盛り上がりではないな」と感じたのを思い出しました。その時はメルボルンが冬だったこともあり、そんなもんだろうと思ってましたが。

原因は色々あるのでしょう。バスカーが増え過ぎたことやアジア人の大量流入によるチップ文化の消失。

キャッシュレス決済の浸透によりコインを持たない人が増えたことも大きな原因の一つでしょう。

そして言うまでもないことですが、CDを買うという行為も段々と消失してます。

こんな時代なので、「どうやったらバスキングで生き残れるか?」ということを考えるよりは、もっと別にやるべきことはあるだろうと判断し、それならさっさと帰った方が良いと思ったわけです。

まあでも、これも行かなきゃ分からかったことです。ネットの情報ではなく肌感覚として経験しなければ分かりませんから。

ネットにはたくさんの情報がありますが、情報として知ってるだけで行動が伴ってないと「情報メタボ」になります。そういう人の言葉には重みがありません。

というわけであっさりと日本に戻りました。この切り替えの早さもいいところだということで。笑

やりたいことは常に頭の中にあるので、これからまた福岡を拠点に楽しんでいきます!

…追記…

バスキングの現状について書きましたが、それでもバスカーとして素晴らしい音楽を届けているミュージシャンはたくさんいます。僕が出会った日本人ギタリストの皆さんしかりです。そういう方を見かけたら、出来る範囲でいいのでサポートしてあげて下さい。

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霧が晴れた

シドニー来てあっという間に時間が過ぎました。

メルボルンの時とは違う発見も多くて、目の前の霧が晴れるような感覚があります。

キャッシュレス化とECの発展は音楽業界だけでなくあらゆる産業構造を変えてます。

産業構造が変わるということはルールが変わるということです。「頑張ればきっと報われる」という妄言に囚われていると市場を見誤ります。頑張るのは当たり前で、頑張りどころを間違えてはならない。

最近感じるのは、YouTubeやGoogleそのものの進化です。昔よりも新しい価値、オリジナルコンテンツが高く評価されるような傾向を感じています。

これまでのYouTubeにおけるメジャーな戦略はカバー曲を大量にアップしていくというものでしたが、そういった目先の再生数よりも、そのチャンネルにおける一人の人間の滞在時間、要は「濃さ」のようなものが評価される仕組みになっているような気がします。

検索エンジンもそうだし、SNSの広告収入もそうですが、見えないところで確実に進化しています。ただ単にフォロワーが多ければ良いという時代から、より人間的な繋がりの質が評価される時代に変わってきている。

そして先数年で、海外送金も含めた形の個人間決済が可能になる。

仮想通貨の何がすごいかと言うと…そもそも昔はお金って存在してなくて、物々交換だったわけですよね。

しかし物々交換だと、価値に差が出る場合に埋め合わせるのが面倒なわけです。魚と医療技術を交換するのに、魚500匹とかで払われると、医者的には「そんなに食わねーよ!」となりますよね。そういった事情から決められた約束事、それが貨幣なわけです。

しかし貨幣は国によって違うわけで、国力によって貨幣価値に差が出ます。そこで生まれるのが為替取引(FX)です。

FXって何の略か知ってますか?Foreign Exchange、つまり外貨の交換です。FX=ギャンブルと捉える人もいますが、実は昔からある物々交換の一形態に過ぎないんですよね。要は貨幣の先物取引。

しかしグローバル化とキャッシュレス化が進んだ時、外貨の交換すら面倒になります。もういちいち計算するの面倒じゃね?ってことで登場するのが仮想通貨。

これまで交易する時には円とドルの交換をしなければなりませんでしたが、これからは「ビットコインで払っといてー」となるわけです。これは便利ですよね。

日常生活だとピンときませんが、例えば電力の輸出入とかになるとものすごい金額になるわけで、そういったものが仮想通貨で支払われるようになると、もうとてつもない市場規模です。

僕はなぜ、シドニーでこんな記事を書いてるのか?笑 というと…

あらゆる産業構造が変化する中で、頑張りどころを間違えちゃいけないなと強く感じたわけです。

上海、クアラルンプール、シドニー…そこには半歩先の未来があります。

そしてこれからはクアラルンプール、バンコクが世界の中心になっていくのではないかと思っています。

そんな中で、個人のミュージシャンが今よりもっと活躍する時代が必ず来る。でもそれは三歩くらい先の未来。僕の感覚では7〜8年くらいかかるのではないかと思います。では今すべきことは何か?というと…そんな時代のための準備です。

僕は芸能人になりたいわけではなく、芸術の世界で何か新しいものを残したい。そして色んな人とコミュニケーションを取りたい。

そのためにやるべきことは、良い曲を作り続けることであり、良いライブを続けること。発信し続けること。その環境を整えること。それ以上でもそれ以下でも無いです。

というわけで…まず日本に帰ります。今やるべきことはこれじゃない。ここじゃない。そう直観しました。

予想よりはるかに短い滞在でしたが(笑)、もう三ヶ月くらい経ってるような気さえします。来て本当に良かった。

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毎日何かしら

ギターのことで色々騒いでますが、大きな破損とかではないのでご安心を…。メインギターなので、少しのことで気になってしまうのです。

さて、フルヤギターは部屋でずっと安静にしてますが僕は毎日外に出ています。シドニー広しと言えども歩いてれば少しずつ土地勘が出てきます。

旅必須アイテムはプリペイドsim、電車アプリ。どこの国にも乗換案内のようなアプリはあるので、着いてすぐ入れておきます。

そしてGoogleマップとコンパスアプリの最強コンビ。Googleマップだけだと方角が分からなくなるので、コンパスと組み合わせて使うのが良いです。

まあ、それでも迷うことはあるけどね…。

オーストラリアは本当に多国籍な国。アジアンな街並みも目立ちますが、少し外すとヨーロピアンな街並みもあります。

アジアの雑然としたエネルギーももちろん好きですが、ヨーロピアンな街並みの持つ美しさにはやはり溜息が出ます。素直に素敵だなと思う。レストランも清潔だし。

フレッシュジュースやコールドプレスジュースが美味しいです。外食するとつい塩分過多になったり、ビタミンが足りなくなったりするので重宝してます。これはジンジャーアップルジュースとアボカドのサンド。

バスカー(ストリートライブ)の人もやはり多いですね。そしてしっかり稼げてるようです。街に生演奏があるのは本当に良いと思います。

ただ、極端な演奏の人が多いです。気持ちは分かります。一瞬で耳目を引きつけるには、少し極端なプレイ…要は大きい音で、ビート中心でやるしかない。ミスとかあまり気にしない。それはそれで大事だけど…。

こうやって旅をしていると、自分に合うもの合わないもの、やるべきこととやるべきでないことがクリアになってきます。それだけでも来た価値はあったかも。

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明けましておめでとうございます!

着いてますシドニー。すぐブログを書こうと思っていたのですが、海外からのアクセスが出来ないような設定になっていて(ブログ保護のため)、更新できず。設定を変更して、ようやくブログを書けるようになりました。

既にたくさん演奏して楽しんでます、と書きたいところですが実は飛行機で大切なギターに小さい割れが生じてしまい、ギターを送り返す必要が出てしまいました。

製作者の古谷さんにメールした所、「ちゃんと綺麗に治りますが出来るだけ早く、出来るだけ弾かずに送って下さい」とのこと。海外でバリバリ演奏する予定だった僕にはなんともミスマッチングな内容!笑

これが20万以下のギターであればそのまま弾き続けるという選択肢もありましたが個人製作家の作るギターは芸術品です。やはりここはしっかり治してもらわねば。

ではこちらで代替ギターを買うか?というと、ピックアップのことも考えるとそれだけで往復分の航空券と同じくらいの料金がするので、「そこまでする必要あるのか?」という状態です。

いやー、参りましたね!でもまた一つタフになるきっかけが出来たと前向きに捉えます。こういう経験も修行のうち(笑)。それに、今まで酷使してきたこのギターを一度製作者の元でメンテナンスしてもらうのにも良い機会かも。

航空会社を責めたい気持ちもありますが、結局はそこに預けてしまった自分の責任ですね。預ける際には誓約書(大切には扱いますが万一破損があっても保証はしません)にサインしてるし。

海外旅行保険には入ってるので、携行品損害として修理費は降りるようです。

そんなこんなで大波乱のシドニーですが、着いてすぐ友達が出来たりしてそれはそれで楽しんでます。もはや旅行です。笑

フルーツたくさんで元気出る!

建物が色々オシャレ。

台湾の友達出来ました。

ハードロックカフェ発見!

すごい数の観客のストリートパフォーマンス!これだよこれ!いいなぁ。

縁が繋ぐ出会い。

ギターラブな人と出会えて59年製ギブソンやビンテージマーティン(どちらも博物館級)など素晴らしいコレクションを弾かせてもらい、ニールヤングやCCRなど大好きなミュージシャンの曲を即席セッション。

59年製のギブソンて、まじかっ。すんごいいい音してました。

とても暖かい音のするビンテージマーティン。ヨダレが出ます。

音楽は国境を越える。これはマジです。ギターさえあれば、みんな笑顔!

タクシーの運ちゃんがこれまた面白い人で。映画会社でエディターとして勤めあげて、今はドライブしながら色んな人に会うのを楽しんでるんだって。「お前のこと気に入った!シドニーで困ったことがあったら連絡しろ!」だって。優しい!

ギターが弾けて、英語が出来て良かったなと思うステキな旅。

あと、元旦初日にめちゃくちゃ嬉しいこともありました!まだお伝え出来ないのですが

とりあえず近況報告!トラブルはありますが楽しくやっています!

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大人も子供も無限大。

クリスマスライブ、急な告知にも関わらずたくさんのご来場ありがとうございました!久しぶりのBARでの演奏。いつもより少しロックに寄せた演奏となりました。

ミュージシャンでもある、マスターの仲野さん!この日はサックスとのセッションもありました。ロックではエンジン全開、バラードには寄り添うようなステキなセッション!

そうそう、髪バッサリ切って前髪上げてると、皆から「目そんなに大きかったっけ?」と笑われます。プチ整形した?とか言われますが、勿論してません。笑

さて一夜明けて…今日は幼稚園のクリスマスイベントにゲスト出演。会場はなんと西部ガスホール!すごっ。

そして侮るなかれ、ここの園児達は皆英語が話せるのです。国内にいながらバイリンガルですね。素晴らしい!

子供の可能性は無限大…はもちろんだけど、大人の可能性も無限大だよ。人はチャレンジを辞めた時に老いる。小さなことでもいい、自分の中で成長を感じられれば、自然とワクワクした毎日になっていく。

何に対してもやる気が起きない時…「やる気の出る本」なんて読んでも意味ないよ。「やる気を出す方法」なんて検索しても答えなんて載ってない。答えは自分の中にしかない。

では自分の中の答えを見つけるには…人とおしゃべりするのが一番!

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レッスンの締めくくり。

シドニー直前、最後のレッスンということで生徒のハルキくんとセッション!中1で小さかった彼ももう高校一年生。身長追い越されました。
 
難しい曲を次々とクリアしてきた彼との集大成セッション!皆さん見てあげて下さい。(彼の手元が見えないのが残念!)
 
ハルキくん、お互いでっかくなってまたセッションしよう!

今年でレッスンも一区切り。なにげにレッスンキャリア10年です。九大在学中の21歳の時に始めましたから。感慨深い・・・。

たくさんの方に出入りして頂きました。全員を紹介するのは無理だけど、ちゃんと全員覚えていますよ。

来るものは拒まず、去るものは追わずのスタイルは10年間変わらず。そしてマンツーマンにこだわってきました。

次はもっと道場のような感覚でやってみたいな。アコギ道場!

ギターってやっぱり最高だなぁ。

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英語を英語のまま考える方法

まだ英語を上手く話せなかった時、「英語を日本語に変換するのではなく、英語のまま考えなきゃダメだ」と言われたことがありました。

いあいあ…それが出来たら苦労しないんじゃボケッと思ったものでしたが、最近は英語は英語のまま受け入れる率が高まってきました。これはどういうことなのか?

例えばバスって英語じゃないですか。でもこれをわざわざ「大型回遊自動車」って言う人はいない。みんなバスと言ったらバスを思い浮かべるはずです。

ポテトと言って頭に何を思い浮かべますか?ポテトですよね。

テーブルは?テーブルですね。

サンキューは?サンキューって感じでしょ。

ハングリーは?あ、ハングリーなのねとなんとなく受け入れるはずです。

ミーティングは?分かりますよね。

キャッチは?キャッチボールとかのキャッチ。これもなんとなく分かります。

これらが分かる人は既に、「英語を英語のまま考える」ことが出来ています。英語学習とはつまり、この範囲を広くしていく作業だと思ったら良いです。

でも最初はやっぱり分からない単語はどうあがいても分からないじゃないですか。だから一度日本語というフィルターを通すのは悪いことではないと思います。

日本語のフィルターを通してその単語のイメージをなんとなく捉えておく。それを実践で使う中で身体に馴染ませていくと、自然とその範囲は広がっていきます。

「英語のまま考えると良い」というのは一見正しいなと感じるのですが、それはあくまで結果論であって、慣れないうちは日本語で理解する段階も必要だと思います。

「考える言語」と「表現する言語」は違うわけですから、まずは日本語で考えてみることも大事です。僕も未だに日本語で考えて英語にすることは多いです。海外においてはそれが僕のアイデンティティに繋がってると思います。日本人なんだから、日本語に根ざしてて何が悪いっ。てスタイルです。

そして何より言語はコミュニケーション。おじいちゃんが「ほら、あれ」と言ったらおばあちゃんがアイス持ってくる。これこそがコミュニケーションであり、杓子定規では測れないものです。

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隙間時間が最もクリエイティブな理由

作曲のアイディアやブログの内容、その他多くのアイディアは隙間時間に生まれます。

特に移動時間、飛行機や新幹線に乗ってる時やライブ会場まで歩いている時などに「これだ!」と閃くことが多いです。

逆に「この時間は全て考えることに使おう!」と思って時間を用意しても、いい考えなんて殆ど降ってこない。なんでだろう?と考えてたことがあります。

25歳の時に予備校講師の仕事を辞めてギタリストになった時、「さあこれからは毎日好きなだけギターを弾けるぞ!」と思ったものです。

しかし不思議なことにその瞬間から、僕の中でギターが輝きを失っていくことに気付いたのです。

皮肉なことに、予備校講師の合間を縫って隙間時間に弾いていた時の方が様々なアイディアに溢れていたのです。これには戸惑いました。

では擬似的にそういった状況を作り出せないか?ということで英語の勉強会を主宰したり、ワークショップをしたりしてみました。そうすると、段々と自分の中でギターに対するモチベーションが回復してきます。「やべえ、今めっちゃギター弾きたいんですけど!」となる。そうすると、非常に健康的にギターと向き合えます。いわば、久しぶりに会うと嫁が綺麗に見えるのと同じ。いや違うか。(※逆瀬川は未婚です。)

僕が普段から、自分の中に複数の軸を持つことを勧めているのはこういう事情なんです。

人間は、「好きなことを好きなだけやっていいよ」という状況に置かれると、うまくいかないように出来ているのかもしれません。

周りを見渡すと、このジレンマにハマっているアーティストや職人は多いと思います。

色々、やってみていいと思いますよ。

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