お店の予約をする時に非常に困ることがある。それは名前である。

さかせがわってそんなに聞き取りにくいですかね⁉︎令和の時代においては100%の確率で聞き返される。たかせかささんですか?あ、たかきばらさん?あ、たかせばるさんですね!え?たですか?な?なですか?なかせはらさま…ですね。あ、違うんですか?すみませんお電話が遠いようで…あ、たかはしさまですね

(↑嘘だと思うかもしれないが本当にあった話である!)

どうやら固定電話の音質の悪さが関係しているらしい。特に子機で取られると全然ダメだ。そんなわけで各所に電話するのが非常に憂鬱なんである…。

一番の難関は、どうやら最初の「さ」らしい。これが「た」に聞こえて仕方ないらしい。さかせがわですよ!さしすせその「さ」!というと、たちつてとの「た」ですね!となる。これまでに何度「たかせがわさん」で予約したことか。そして店に入って「さかせがわです」って伝えた後の店員さんの反応も毎度のことである。(さかせがわ…?あ、これだなたぶん)みたいな顔をされるのである。

そんなわけで、偽名でも使おうかと思っている。「鈴木」でも「佐藤」でもいいのだが、ちょっとスパイスを効かせたい。「福山です」「妻夫木です」とかね。「東出です」は今はやめておいた方がいいのかもしれない。でも色々考えたけど、一番面白いのはやっぱり「岸部です」だな。

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