やっぱり人は具体的なものからの方が、生き生きと学べるものです。

理論を並べてこれを覚えるのだ、という指導はいかにも「勉強」っぽいし、「先生」っぽく映るので、ついつい座学になってしまいます。でもこれではいつまでもギターは弾けるようにならないと思います。

僕は25歳まで英語が話せませんでした。そこから独学で英語の学習を始めて、人間の学習過程における様々なことに気付きました。

英語学習において文法は大切ですが、それはあくまでサポートとしてあるべきで、まずは映画のセリフを(分からなくてもいいから)読み、声に出す。これを繰り返した後にネイティブと話すと、確実に変化を感じられると思います。

ギターもそれと同じで、曲のコピーとオリジナル曲作成、この二つで確実に成長出来ます。

以前フラメンコギターのレッスンを受けたことがありますが、フラメンコギターの指導法は完全に僕の考えと同じでした。楽譜を眺めたり、理論から入るのではなく、先生が弾くのをとにかく真似して曲をコピーするという、口承伝授なのです。

口承伝授は先生からすると労力がかかりますが、生徒は生き生きと向上していきます。

楽譜を使ったり、理論から入る指導はストレスがすごいです。そして、生徒は「ここまでやっても出来ないのは自分のせいだ」と自分を責めてしまいます。でも違うんですよ。

誤解して欲しくないのですが、楽譜や理論を否定してるわけではないんです。それはあくまでサポートとしてあればいい。それよりも、まずは曲を身体で覚えること。これが一番大切です。その方がワクワクするし、インスピレーションも湧きます。

僕のレッスンでは、「曲を一緒に覚えていく」ことをもうずっと徹底してやっています。TAB譜を使わずにです。

時には「TAB使わないんですか?」という声もありますが、レッスンではやはり使う予定はないです。自宅ではいいんですよ、使っても。でもレッスンでは、譜面ではなく僕の指先を見て欲しいんです。生のレッスンの価値はそこにあります。

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