生徒さんがニューギターを購入!今回はイシバシ楽器さんにお世話になりました(なんと写真を撮り忘れた)。

コロナの影響で楽器業界は伸びに伸びてるという話は聞いていたけど、売れるので在庫が無くなってて逆に悲鳴を上げている。ひと頃よりは落ち着いたみたいだけど、4月〜5月辺りはかなりバブルが来てたみたいです。風が吹けば桶屋が儲かるとはまさにこのことで…コロナの閉塞感の中、楽器がたくさん売れて音楽ファンや楽器店が盛り上がるのは、いちミュージシャンとして好意的に見ています。やっぱり楽器店にはうんと儲かってもらわないとね、誇りある仕事なんだから。

新品のラインナップは限られてるので中古も視野に入れてとのことで探したら、テイラーでいいのがあったんですよ。2002年製テイラー510、ドレッドノートのカッタウェイ。

(生徒さんから頂いた写真)

僕はアコギはドレッドノートが一番好きです。ピアノで言うところのグランドピアノに相当する迫力とレンジ感。一旦これを味わうと、他が物足りなくなるのです。

前のオーナーはたぶんプロだったんじゃないかな…扱いがぞんざいだからついたのではない、現場での過酷な仕様でついた傷だと思われる数々の打痕。上手い具合に枯れた音。いいギターを手に入れたなぁ。

そうそう、僕がドレッドノート好きになったのは実は矢後くんのギターがきっかけです。昔矢後くんと一緒にMファクトリー三好さんのところにお邪魔した時に、Mファクトリーギター(沖田ギター)のドレッドノートを弾かせてもらって大変感動したのです。その時既に矢後くんがそれを購入していたらしいのだけど、なぜかそれを知らされずに弾きまくってしまった…言ってよ二人とも!笑 僕だったら、買ったばかりの高級ギターを人に弾きまくられてたら良い気はしない。なので矢後くんにはちょっと申し訳ないことをしたなぁと思ってたのです。しかしその時の体験が今のフルヤギタードレッドノートに繋がってるのだから感謝。それ以来、僕の中でのスタンダードはドレッドノートなのです。

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