スターウォーズが好きである。中1の時にエピソード1を観に行って以来、あのチャンバラの虜である。思えばあれから21年の歳月が経っている…。テレビとかで「往年のファンも納得の〜」というフレーズを聞くたびに「ふーん」と思っていたが、今の自分は往年のファンそのものではないか…。少年老いやすすぎる。学なりがたすぎる。

そんな飼い慣らされたファンとして、スターウォーズの本当の最終回を目撃しに行ってきた。しかもスーパーレイトショーだ。23:50から始まる。キッズたちはおうちで寝てる時間である。まさに往年のファンの鑑賞姿勢と言えよう。

レイトショーということで1500円で観れるかと思いきや、ドルビーなんちゃらという高画質高音質の上映しかなく、1900円であった。高い高いーっ。キャラメルポップコーンとコーラを携える予定だったのにその夢は打ち砕かれた。

しかし結論から言えばドルビーなんちゃら凄かった。音質も画質も素晴らしい。特にスターウォーズのような映画にはうってつけだ。宇宙空間の黒がめちゃくちゃ黒いのだ。

そして映画そのものも大変良かった。昔からの謎や伏線も色々と回収され、壮大な物語が本当に完結したという感じで往年のファン(私)も涙する内容であった。新規のファンには微妙かもしれない。脚本はチャレンジングでは無かったかもしれないが、水戸黄門にも似たスターウォーズの様式美があちらこちらに散りばめられており、往年のファン(私)にはグッとくる演出が多々あった。ご都合主義なところもあったが、そこはディズニー映画になった時点である程度仕方のないことなのかもしれない。ディズニー映画のご都合主義はそれはそれで安定感のあるものだ。チャレンジは称賛されるべきだが全てが冒険的である必要もない。

というわけでアナ雪2も観に行こうかと画策中である。レイトショーでやっているのであろうか。大きなお友達でも一人で観に行けるよう門戸を解放して欲しいものである。

(もはや観る前からストーリーが予想出来てしまうがそれも悪くない…それがディズニー映画だッ!)

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