先日、天狼院書店さんにて取材を受けてきました!

その際、「これからクリエイターを目指す人に何かメッセージはありますか?」と聞かれました。

こういう質問はよく受けます。恐らく世間一般的に期待されている答えは「自分を信じてその道を突き進め!」ってことなんじゃないかと思います。「頑張ったら夢叶うよ!」的な。

それも一理あると思うんですが、僕はいつも「色々やったらいいと思う」と答えています。

一つの事だけやっているとどうしても近視眼的になってしまいます。

ずっと勉強ばかりしているガリ勉タイプの人よりも、スポーツも勉強も頑張る文武両道タイプの人の方が成績がいいなんてことはよくあることです。

飲食業でその道何十年、という人をあっさり抜いていく飲食未経験の人も多いです。

これは、いつもとは違う頭を使うことで、脳が活性化するからだと言われています。

そういった事実はあるけれど、一般的には「その道一本で頑張ってないとダメ」みたいな風潮がありますよね。

いいんじゃないですか、色々やってみたら。教員やりながら小説家なんて人は昔からたくさんいましたし。コメディアンでも厚切りジェイソンさんのように、IT業やりながら舞台に立つ人もいるわけだし。

僕は25歳まで予備校で現代文講師をしていたので、専業音楽家になったのはここ6年の話ですが、では予備校講師をしながらやっていた時の音楽が今より劣っていたかというと全くそんなことは無かったと思います。

当然その時から演奏料の交渉も自分でしていましたし、アルバムを作って販売していました。

1stアルバムを出版したのは23歳の頃なので、講師業二年目でとても忙しかったのを覚えています。帰ってきて夜な夜なレコーディングし、足掛け一年でようやく出版しました。

そのアルバムが海外プロモーターの耳に止まり、アジアツアーが実現したわけですから分からないものです。

講師業をやっているとツアーが出来ないというのが最大の理由で辞めたわけですが、今でも教えることは大好きです。

結局自分が生き生きと出来るのなら、何やったっていいじゃないかと。

そのほうが人間的に、単色ではなく、様々な色が混ざりあった深い色になっていくように感じています。

※インタビューは天狼院書店さんのオリジナル季刊誌の冬号に掲載される予定です!是非手にとってみて下さいね。

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そしてそして!!10月20日(金)鹿児島ソロライブ、宜しくお願いします!

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