ポケットから千円札が出てきた…！人が行き交う中、そっと立ち止まって小さなガッツポーズを決める男。そう、私だ。
たくさんの人がジブリカバーでインスタのフォロワーを伸ばしているのを見て、「うーむ我が社も手を打たねば」と思案中であった。そこで「カバーするならもっかい映画を観てその世界に入ってみよう」ということで物色していたところ、ジブリの人気作品が劇場で再上映されていることを知った。
もののけ姫、ゲド戦記、千と千尋の神隠し、風の谷のナウシカの4作品が再びスクリーンで観れる。アツい、アツすぎる。全部観たことあるのだが、ナウシカはスクリーンでは観たことないので絶対観たい！！と思い、その15分後には映画館にいた。
こんなド平日はさぞかしスカスカだろうと思ったらそこそこの入りであった。特別上映ということでなんと1,100円と破格の料金であった。当然さっきの千円札をブチ込んだ。ソーシャルディスタンスの確保された座席での鑑賞となった。
いやー素晴らしい、素晴らしいよナウシカ…。動物に好かれちゃうとことか、虫が人間を脅かすとことか、束の間の王の座を夢見た平民とか、ハンターハンターの元ネタ感が半端ない。さすが多くの漫画家にリスペクトされるパヤオ先生である。久しぶりに大冒険をした気持ちになれた。
しかし最後にオームにナウシカ(と子オーム)がぶっ飛ばされるシーンはなんというか…上手いこと空中に飛びましたけど、あれだけの体当たりを喰らったら顎が粉砕されると思うんですけど。城をも崩壊させるオームの体当たりである。しかもその後ナウシカはオームの群れの中に落ちてるので、メタクソに踏まれて液状化しちゃうはずだと思うんだけどなぁ…ｳｰﾝ( ´ • ω• )
なんてこと考えてたら後ろの女の子が大号泣していた(最初笑ってるのかと思った)。す、素直だ…野暮な自分を大いに恥じた。人間素直が一番である。
さて帰ってナウシカの曲のアレンジでもやるかと思いギターに向かっていたが、ふといいフレーズが思い浮かんでそのまま作曲に向かってしまった。結局全然アレンジ進まなかった…。やはりアレンジは向いていない。昔から、人の曲はなかなか手につかないんである。というわけで、ジブリカバー期待しないでください。
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