10/16(日)、福岡の天狼院書店さんで久しぶりにソロライブをすることになりました。なんとリアルの場でのソロライブはコロナ禍になって初!久しぶりのライブ、是非ご来場下さい。

ライブ情報

さて先日、膵臓の検査に行ってきた。というのもなんだか背中の左側、ちょうど心臓の真裏らへんがよく痛んだからである。ネットで見るとそれは膵臓が痛んでいるサインだとか、膵臓は沈黙の臓器だからうんたらかんたらと書いてあり、これはまずいと思ったのである。人間とは悪い妄想は膨らみやすいもので、余命わずかですと宣告されるところまで想像された。

近しい人には「これまでありがとう」と伝えつつ、父母の顔を浮かべながらこれまでの不孝を詫び、この善良な小市民に更なる試練を与えるのですかと神を呪った。ピアノのアルバムだけは早く完成させなければなるまいと残された時間に想いをはせながら病院に向かった。40代半ばと思われるはつらつとした先生はエコー検査をして下さり、モニターを見ながらここが膵臓ですねーと指差す。

「肝臓も膵臓も腎臓もとても綺麗です。いやーほんとに綺麗。」

「はあ」

「見たとこね、なんの問題もないですよ」

「はあ」

「ところで背中の方、押したら気持ちいいですか?」

「はい」

「じゃあそれはね…筋肉痛です」

「えっ」

なんということでしょう。押して気持ち良かったら筋肉痛なんですって奥さん。知ってました?膵臓の場合は押しても気持ちいいとかはなくって、四六時中痛いんですって。いやーそうですか。実に面白い。

というわけで何の問題も無く病院を後にしたのであった。なんか似たような話がさくらももこのエッセイにあったぞ。いつの時代も人はビビるものである。

後日血液検査の結果も取りに行き、これまたなんの問題も無かったということでほっと胸を撫で下ろした。いやー良かった。安堵していると看護師さんに「今日はメガネじゃないんですね」と言われた。そういえばこないだは家でのリラックス感丸出しで来たんだった。看護師ってやつぁなんでこんなに物覚えが良いんだ。実に面白くない。

ともあれ良い健康診断になった。皆さんも健康にはお気を付け下さい。ビビりな方がよく検査を受けるので長生きすると言ったりもするのでね。

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