例の病院でまた健康診断を受けてきたのだけど、とても綺麗になっててびっくり!あんなにボロくてパソコンも無かった病院が、現代的で素敵な病院に生まれ変わっていた。若さの目立っていた院長先生には威厳が出ており、看護師さんも皆若い方になり、世代交代を終えて生まれ変わったという感じがひしひしと伝わってくる。市川悦子のような看護師さんはいなくなっていた…。

幸い異常も無さそうで一安心。また何かあったらここにお世話になろう。

一方であの昭和の空気漂う院内が少し懐かしい気もする。昭和どころかなんか戦前の空気感があった。あの暗がりでレントゲンを撮られている時、遠藤周作の「海と毒薬」に出てくる人体実験が頭をよぎったものだ。うーん恐ろしい。恐ろしいが、同時に何か不思議な奥行きをたたえていた。しかし時代は変わったのだ。さよなら市原悦子…。

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