海の向こうの友人の訃報を受けた。状況がまだよく分からないので詳しいことは書けないけど…

つい最近、近況を報告し合ったばかりだった。これを書いてる今、まだ現実味がなくボーッとしているので、ちょっと変な文章になるかもしれないけど、このまま寝ることも出来ないので書くことにする。

またこうやって、死はすぐそばにあるのだという真実を突きつけられた。だからこそ納得できる道に進み、後悔のない人生にしようと思って日々生きている。それでも…死に吸い寄せられることだってあるのだ。

これまで何度も孤独について書いてきたけど、みんなにはその意味を取り違えないで欲しい。人は結局のところ一人ぼっちである。それは人間の本質であるから、悲しいとかいう感情的な話よりもっと上の話である。

一人だからこそ、あなたの人生に誰も干渉する権利はないのである。あなたが誰かのために人生を費やしても、その誰かが責任を取ってくれなどしない。だからあなたも、何かに責任を強く感じる必要などない。あなたのことを責める人がいても、気に留めないで大丈夫だ。適当に済ませよう。「そんなのは逃げじゃないか!」「人としてどうかと思います」と言うならば、じゃあ君が私を養ってくれるのかい?言いたい奴には言わせておけ。私は私を最優先しなければならないのだ。

マレーシアやオーストラリアなど人種が雑多な国に行くと、みんな清々しいほど自分のことしか考えていない。それでいいのだ。その集合体が社会なのだから。自分に甘くあれ。他人にも甘くあれ。それくらいでようやく、ちょうど良いのだ。

彼は少し自分を責めすぎたのかもしれない…。今日はもう遅い。ただ明日は…彼に献杯し、彼のために何かを奏でることにしたい。同じ時代を生きたギタリストとして。

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