最近質問を頂くことが増えたので、今日は英語学習について書いてみます。


語学を習得する過程と楽器を習得する過程って、全く同じなんですよね。まずは習うより慣れろで、とにかくやってみる。英語なら分からないなりに外国人とまず話してみる。ギターなら見よう見まねで音を出してみる。最初はあまり難しいことを考えずに、勢いのままやっていくのがいいです。その中で身体で感じるものを大事にした方が良い。

しかしある程度やっていると、限界にぶち当たります。そこでどうしようかと試行錯誤が始まる。やっぱり基礎が出来てないとダメだ…ちゃんと勉強しないとダメだ…となる。

そこからはしばらく伸び悩みの時期が来るので、段々向き合うのが苦痛になってきます。英語なんて話せなくても生きていけるし、とか、ギター飽きてきたな〜、とか思い出します。伸び悩むことでマンネリ化して、英語やギターそのものが「退屈なもの」と思っちゃうわけですね。


そこで諦めてしまう人の気持ちはすごく分かりますが、この時期を乗り越えないと本当の楽しさは享受出来ません。

さて本題ですが、僕は映画を使っての勉強をオススメしています。

台本が売っている映画も多いので、DVDと台本を揃えて同じものを繰り返しやり続けました。

なせこの方法を選んだかというと…日本語がとても上手な外国人っているじゃないですか。そういう人達に、どうやって勉強したのか聞いて回っていたことがあったんですよ。すると彼らのほどんどが「アニメを見て勉強した」と言うんです。

じゃあ英語ならハリウッド映画だろうということで、映画で勉強を始めました。そして結果、これが一番効きました。間違いないです。


プラダを着た悪魔。これは半年で6周くらいやりましたね。

チャプター毎に台本読み込んで、ちゃんと理解した上で字幕無しで見て確認…とやっていたら結構時間かかるんですよ。


僕はたまたまこの映画で勉強しましたが、好きなものでいいと思いますよ。学習用にはラブコメものがいいとか色んな意見があるみたいですが、僕はあまり関係無いと思います。好きな映画でやるのが一番。スターウォーズでもハリーポッターでもなんでもいいですよ。

ドラマでもいいんですが、ドラマって繰り返し見るのには適さないですよね。1シーズンだけでもかなりのボリュームなので・・・。映画であれば2時間半くらいなので、繰り返しやすくていいんです。

一つの映画だけでもかなりの単語や文法が学べるのでオススメです。これと並行して、週に一度はネイティヴと話す機会をなんとか作って腕試ししてました。これが僕の大まかな学習方法です。

このやり方には一つ注意点があります。

映画を使って学習すると言うと、映画を見ながら勉強するイメージがあるかもしれませんが、実際には台本を読み込む方がメインの作業だと思って下さい。比率的には視聴時間:台本読み込み時間=2:8くらいです。ノリでやるのではなく、細かい文法を気にしながらやることをオススメします(特に時制、複数形と単数形、文型といった基本的事項)。僕はお風呂にも台本を持ち込んでたので、シワシワになっちゃってます。

ちゃんとやるとなかなかタフな作業ですが、効果は保証しますよ!

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