上海から福州へ。福州から海口へ!


「忙しいのは大好きなんだ!」と疲れを感じさせないワン君。最高だね!今回のツアーでも何役もこなすパワフルガイです。


それにしても…福州は料理が美味しい。僕らの日本人の中では中華料理=四川料理のイメージなのだけど、僕はこの南方の中華料理が大好きです。海に近いので素材がいいし、味付けもその素材の味を活かしたものになっていて素晴らしく美味しい。


アツアツの中華スープから立つ湯気が食欲をそそります。

僕は料理人と呼ばれる人達が大好きです。料理人と音楽家との間には共通点が多いんです。作品にその人の考えが色濃く出る。美味しい料理に出会えると、心の底から幸せな気持ちになります。


クラシックギター、二胡、アコースティックギターとなんでもござれの李先生。高級茶でおもてなししてくれました。この心遣いが本当に嬉しい。


海口でも地元の美味しいゴハン。

海口はベトナムとの国境にある都市で、北京など北方の都市とは全く違うフィーリングです。もはや別の国と言ってもいいくらい。
皆リラックスしてるし、穏やかで心地よいです。空気も美味しい。平地に海、南国っぽい木々の織りなす景色がどことなく宮崎に似てます。


それにしても…この五年間、何度も中国には来ているけど、ここまで毎回変化を感じさせられる国はないです。

食品、衛生、経済、どれを取っても変化している。乗り捨て可能なレンタルサイクル、全てのレストランに対応したデリバリーサービス、そして急速に進むキャッシュレス化。田舎のおじいちゃんまでもがスマートフォンで決済しています。もはや未来がそこにあるという感覚。それに対して日本は…と思わずにはいられない。

失敗を許さない環境、チャレンジを恐れる風潮が今の日本をおかしくしてしまっている。


ただ、環境に文句を言っても仕方がない。自分の人生は自分で切り開くしかない…。

もし死んでしまったら、皆にどういう風に自分を思い出して欲しいか?その問いを常に胸に抱いています。やっぱり僕は、ギタリストとして皆の心に残りたい。

今回のツアーも、現地の人達の協力があってこそ。特にRusi君、Woody君やSound Makerのスタッフ達には頭が上がらない。皆本当にありがとう。

そして今回全身全霊で駆け抜けてくれたWang君!全ては君のおかげです。楽しい時間をありがとう!

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