ふとした時に、「そういえばあの言葉ってどういう由来なんだろう?」と気になることがある。昨日もピアノを弾きながら、「そういえばカマトトぶるってなんでカマトトぶるって言うんだろう」と気になった。
すぐにネットで調べてもいいのだけど、一度自分の中で仮説を立てる。意外とこれが当たるのだ。しかしカマトトぶるってどういう意味だっけ。純粋ぶる的な?カマトトって動物なんだろうか。なんか馬とかロバとかに近いイメージだ。キリスト教だと羊が善良な市民の象徴になってるけど、そんな感じなのかもしれない。
と思ってググると林先生がドヤ顔で解説してる画像が出てきた。なんかはらたつ。蒲鉾(かまぼこ)は魚(とと)から作るの?と、分かりきったことを聞くような、「世間知らずを装うさま」なんだって!全然違った。僕の中にあった、馬にも似た空想動物カマトトは無惨にも宇宙の屑となった。「お母さん、カマトトはどこに行っちゃったの?」「カマトトはね、お星様になったんだよ。」カマトトよ永遠なれ。
そういえば20歳の頃、バーで赤ワインを飲んでる時にマスターに「ワインって何から出来てるんですか?」と聞いたことがある。マスターはキョトンとして「そりゃあ…ぶどうだよ。」と答えた。僕はしまったと思った。いくらなんでもワインがぶどうから出来ていることは知っている。英語でも「ワインはぶどうから出来ています」という例文があったじゃないか。よもやよもやだ。これじゃあカマトトぶるどころか…ワイグレぶるじゃないか。(ワイグレぶる…ワインがグレープ=ぶどうから出来ていることを知らないように純粋ぶるさま)
みんなも思い返せばワイグレぶったことがあるだろう。是非みんなのワイグレぶった体験を聞かせて欲しい。(流行らす)