打倒二宮クン

実は人知れず早起きを心掛けて1ヶ月が経った。この1ヶ月、毎日なんと7時に起きているのであるッ!こんなことは高校時代以来の快挙である。ついにこの時が来てしまった。

僕は割と継続が得意な方だけど、早起きだけは三日と続かなかった。しかしやはりやれば出来るのだ。今では早朝にデイリーヤマザキに行って焼き立てのメロンパンを買うのが日課になった。いやー人生って素晴らしい。

朝型になる決意をしたきっかけは、実は嵐の二宮クンである。なんかのインタビュー記事で、二宮クンが「今は夜10時に寝て朝5時に起きてます」と言っていたのだ。

これを見て僕はショックを受けた。「ハァ〜?芸能人なんて毎晩六本木のクラブに行ってダラダラ飲んで、朝になっても「まだいくっしょ!」とか言ってカラオケに行って、昼の11時くらいにキャップを深く被ってサングラスかけて松屋で牛丼食って解散してるんじゃなかったの?更に言うと二宮クンなんてゲーム中毒者じゃないか。それがなんだ、夜は10時に寝て朝は5時に起きてるだと?ゆるせん。」

ものすごい偏見である。しかし僕はなんだかイライラしてきた。ついには打倒二宮クンを掲げて朝型生活に邁進することに決めたのであった。

あれから1ヶ月が経ち、見事に朝型の仲間入りを果たしたといえよう。二宮クン、本当にありがとう。会ったら是非感謝の気持ちをラップで伝えたい。

しかしあれだ。今は夜8時を過ぎると眠気が襲ってくるのだけど、これじゃあ夜のライブなんて出来ないではないか。みんなどうしてるんだろう。二宮クンはどうするのだろう。恩師の今後に注目したい。

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お盆

お盆の最後の日が終戦の日であることが昔から不思議だった。日本人の慣習に合い過ぎていて、まるで図ったようなタイミングなので、小さい頃はお盆は戦後に出来た風習だと勘違いしていた。

日本は戦後76年だけど、海外を見ると大戦後も戦争がたくさんあったし、今でも起こっている。先日、オリンピックでウガンダの代表選手が「日本で働きたい」と書き置きを残して失踪した事件を笑っていた人がいて僕はとてもショックだった。これは難民問題であり、笑い飛ばせる話ではない。

あまり知られていないが、ウガンダはアフリカで一番難民を受け入れている寛容な国である。しかしその一方で貧しさに苦しむ人も多い。そんな環境で生きる人からすれば、日本はまるで天国だ。「このまま日本で働きたい」というのは心の底から出る叫びなのだ。僕はあのニュースを見てひどく暗澹たる気持ちになった。

先進国とは何か。それは飢えのない国、皆が教育と医療を受けられる国である。世界史の中でそんな国は近年まで存在しなかった。日本は早期にそれを実現した数少ない国なのだ。生活保護が受けられ、ホームレスでも食事にありつける。そんな国を作ることは、世界史の悲願だったのだ。もし生活保護を軽視する人がいたらそれは完全に歴史認識を欠いているし、社会というものが分かっていない。生活保護は長い歴史をかけて獲得された国民の権利なのだから。

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ヘルニア神

ワクチン1回目接種しました。いやーなんだかとっても緊張したけど無事に終わって一安心。暑い中外で誘導してくれるスタッフさんやリスクを負って対応してくれている医師や看護師の皆さんに感謝。

ところで友人シルビオがヘルニアになったらしく、腰が痛くて動けねー!!と駄々をこねていたので訪ねてみた。なるほど痛そうである。

昔なら苦しむシルビオを見て「ていうかシルビオ・ヘルニアって人の名前みたい、ププッ」などと少し笑うこともあったかもしれないが、因果応報の怖さを知っている今の僕は実に親身である。ランニングマシーンでコケた人を笑う奴はきっと自分もコケるのである。というわけで「ウワァ、痛ソウダナァ。仕事大丈夫?ツライヨナァ。ホレ、カフェオレカッテキタゾ。ゲンキダセヨ。」とこんな調子である。ヘルニアなんて絶対なりたくないので、ヘルニアの神の逆鱗に触れないように細心の注意を払ってきた(なのに、ついこんなふうにネタにしちゃうんだよなぁ)。

それにしても、身体が強い人は自分を過信して無理をすることが多い。人間の身体は意外と脆いのだから、ちゃんといたわってあげたいものである。皆さんも気を付けてね。

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ガンディー

僕はわりと暑さ耐性はある方だけど、やっぱり暑いもんは暑い。ガンディーはその昔、「塩の行進」で気温50度にもなる炎天下を歩き続けたという。ガンディーヤバい。ヤバガンディー。

さてネットニュースを見ると「金に湧く日本」とあったので「随分羽振りの良い話だなぁ」と眺めていたらカネではなく金メダルだった。僕は昔からオリンピックなどにはあまり興味を示さない人間である。ああそうか世間はオリンピックか…暑い中大変だな…と選手の活躍に思いを馳せるも、想像するだけで暑くなってくる。この炎天下でスポーツするなんてヤバい。ヤバガンディー。

なんとなく今日は文章に覇気が無いのはきっと暑いからである。それでもしっかりやることはやっておりますゆえ。皆さんも暑さには気を付けて下さい。

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親愛なるビタリー R.I.P

ウクライナのギタリスト、ビタリーマクーキンが、45歳の若さで永遠の眠りについたとの知らせがあった。心臓発作だったという。

初めて上海のフェスティバルに出演した時。一週間くらいだったかな、同じ部屋で生活を共にしてとても仲良くなった。お茶を入れてくれたり、珍しい中国の食事にトライしてみたり…。年齢は10歳離れているけど、気さくに接してくれてありがたかった。

ウクライナは悲しい歴史を持つ貧しい国だ。そんな国でプロとして生計を立てる苦労は並大抵のものではないだろう。そんな中でも技術を磨き上げ、東ヨーロッパの伝統音楽を取り入れた独自のスタイルを確立したビタリー。

日常の中でするりと訃報が送られてくることがある。人が生まれるのも自然のことであり、死ぬのもまた自然のことなのだとその度に思う。それは年齢に関係なく突然来るものだ。その時僕は何を思うのだろう。彼は何を思っただろう。

さよならビタリー。安らかに眠れ。

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色んな専門家がいるもんだ

僕は結構本を買う。といってもその殆どはくだらない本である。というか、本はくだらない方が良い。僕にとって本は何かの役に立てるために読むものでは無い。いつ使えるかも分からない、そんなこと知ってどうなるのといった話が大真面目に語られている本が大好きだ。

さて、いつの日か買った本があったので紹介しよう。

「うんこの博物学」ミダス・デッケルス

本当になんでこんな本を買ったのか分からない。何か思い悩んでいたのだろうか。複雑な気持ちをよそに、この本は今日も本棚に鎮座して特別な輝きを放っている。

さて肝心の内容だが実に素晴らしい。様々な時代考証や先人の言葉を引用してうんこを科学している。バルザック曰く、「硬さがちょうど良いうんこの快感に勝るものなど何もない」のであり、その反面「この世で最も恥知らずな存在」であるのもまた、それなのだ。

僕は物事の起源に思いを馳せるのがとても好きなのだけど、昔から「なぜ人はうんこを嫌うのだろう」と思っていた。だって犬や猫は臭いを嗅ぎに行ったりするし、うさぎなんて食べちゃうじゃない。それなのにいつから人はうんこを嫌うのか。そのことについてもかなりのページを割いて考察している。そして恐らく一番妥当だと思われる答えは…「くさいから」であるという。当たり前である。

その他にも世界一高価なうんこ、驚くべきうんこの利用法など本当に多岐に渡って考察されている。そのどれもが論文ベースで書かれており、非常に科学的なアプローチである。非常に勉強になった。

専門書と一般書の狭間にあるような本で、価格も少し高いのだけど、是非皆さんにもお勧めしたい。是非トイレに一冊置いておいて欲しい。

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歯車が動き出す

皆さんお久しぶりです!ブログは常に更新しましょうがモットーの僕がなんと2ヶ月以上も更新をしていなかった。サボっていたわけではない。なんとなく、次なるステップを見せるまで更新するのがためらわれたのである。

さて何かと忙しい毎日なのだけど、ようやく一つ作品をアップ出来ました。あまり多くは語るまい。僕がどこに向かおうとしてるのかを感じでもらえたらと思います。

Piano Trio Sakura いつか、ずっと昔

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やっぱ走るでしょ

子供の頃、教員である父に「雨が降ってる時に歩くのと走るのとどっちが濡れないでしょう?」と問題を出されたことがある。

僕は「走る方」と答えたのだが、父は得意げに「答えは…どちらも同じ」と言っていた。どこかの中学入試の問題でそういうのがあったと、なんかそんな話をしていた。

あれから20余年が経ったが、父よ言わせてくれ。歩いたらクッソ濡れたぞ!!

まあクイズ番組にいつも一人で大声で答えてはハズれて、急に小声で「あ…まぁそうか」などとゴニョゴニョ言っている父のことなので、今考えたら眉唾ものの話だったのだが、なにせ当時こちらも小学生である。「すごいなぁ、おとうさんはなんでも知ってるんだなァ」と感心していた。とんだ食わせ者である。

さてまたまた緊急事態宣言が出ちゃいましたね。政府が迷走して問題を先送りしているのを見ると、戦争の時もこんな感じだったのだろうと切なくなります。今は批判しても捕まらないだけマシなのかもしれません。とにかくうがい手洗いをしっかりやって、よく食べ笑って免疫力上げましょう。

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オヤシラズ

扁桃腺が痛いなぁ〜、コロナだったら嫌だコロ。と思っていたらなんと扁桃腺ではなく親知らずだった。

ずっと前に、悪さをする親知らずをまとめてブチ抜いていたのだけど、一本だけ見逃していたのだ。歯医者さんも「まあこれは大丈夫コロね」と言っていたので安心していたのだけど、やはり若い芽は摘んでおいたほうがいいのだ(最低)。

ちなみにうちの母は親知らずが痛むと言うと「それは親との関係を表すサインなのよ」などと謎理論を展開するのだが、親知らずはあくまで生理現象であり、歯医者さんに行けば治るものなので、そこに親の存在は一切関与しないことをここに記しておきたい。

さてついにジムが閉店してしまった。コロナ不況はこんなところにまで来ているのである。近くの系列店舗にそのまま移籍という形になったのでトレーニング自体はそこで出来るのだけど、1年間お世話になったジム、自分的には道場が無くなるような寂しい気持ちである。話したこともない筋トモたちも同じ気持ちであろう。また新しい店舗で鍛えることとしよう。

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やだってアンタ

YouTubeでオムライスの作り方を見ていたら美味しそうすぎて食べたくなってきたので、今日のランチはオムちゃんにするか〜と洋食屋を検索した。家から徒歩10分くらいのところに良さげな洋食屋さんがあった。オムライスの美味しい写真が載っている。よしっ、ここにしようということでテクテク歩いて行った。

店を見つけると店主と思しき人が店の前で一服しており、僕が店の前に行くと「オ、入る⁉︎」と声をかけられた。

「いいですかー?」「オウッ、そこ座ろか」そんな調子で入っていき、メニューを見て目当てのものを探す。

「オムライス下さい」

「やだ」

エエエエエェェーーッ(゚Д゚;)!!

どういうこと!?あれですか、こういう軽いやり取りをして「ウソだよーん」的な感じですか?茶目っ気もケチャプもたっぷりだよみたいな感じですか?なんでもいいのでオムライスくれよぉぉぉ

次の言葉が待たれた。すると店主は衝撃の一言を発した。

「オムライス夜だけなんよね」

Oh!?そんなことあるんだ!?ランチの帝王オムライスはここでは夜限定メニューであった。店に罪はない。よく知りもせずに入ったこちらが悪いのである。

「じゃあハンバーグで…」

我ながら小さい頃から物分かりは良い方である。それならばとハンバーグモードに一瞬で切り替えた。程なくしてハンバーグが運ばれた。

「いやーごめんねぇ、オムライス目掛けて来たっちゃろ?結構美味しいのよ、一生懸命作っとるから」

「そうなんですよー、美味しそうな写真があったんで…また夜来ますよ。ハンバーグも美味しいですね」

「ハハッ、ハンバーグはね、所詮その程度ですよ」

と、面白いおいちゃんである。ていうかハンバーグも一生懸命作れよ!笑

オムライスはまたの機会に頂くとしよう。その前に自分で作ってしまいそうだけど…。

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ギタ沼

学生の時に開講して以来、かれこれ15年ギターを教えている。そう書くとどえらい感じがするのだけど、自分の音楽を作りながら伸び伸びとやらせて頂いている。

そんな中で最近は海外からオンラインレッスンの問い合わせを結構頂く。かなり前に上げたレクチャー動画(英語)が効いてるのだろうか?あの時は英語を話すのにも慣れてなかったので、今見ると拙い英語なのだけど、恥ずかしがらずに撮っておくものだなぁ。たけしエライよたけし。

ギタリストにもレッスンをやりたがる人もいればそうでない人もいるけど、僕はレッスンが大好きだ。皆違う背景を持っていて、お互いリスペクトの気持ちを持ち寄りながら真剣に音楽の話をするのは素晴らしい時間だ。

商売の話ではなく心の底から思うのだけど、一度決めたら長く通い続けて欲しい。身体に変化が起こるまでには時間がかかるものだし、特に僕の今のレッスンでは、長い時間をかけてじっくり効いてくるものを大切にしてるので、まずは続けることを目標にして欲しい。何度同じ質問をされても構わない、時には練習不足なこともあるでしょう。それでもレッスンでギターに触れる機会を作り、ギターのことを考える時間を作ってみて欲しい。ギターは粘り強く一生懸命やるに値するものてす。そして沼へ…

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因果応報

トレーニングをする時はお笑いは聞かないようにしている。笑って力が出ないからである。僕は有吉さんが好きでよく彼の番組をながら聞きするのだけど、以前胸のトレーニングをしていた時に聞いていて、あと一踏ん張りというところで「ムフッ」となり、すっかり力が抜けてしまった。それ以来お笑いは聞かないようにしている。

しかし時に人には魔がさすものである。腹筋アブローラーでハードなトレーニングをしていた時のことだ。「まあ大丈夫だろう」と思ってついつい松本人志さんの番組を聞いてしまった。アブローラーも終盤、あと数回の踏ん張りというところで「フフッ」となり、力が抜けてしまった。その瞬間、腰が軽くグキッとなったような気がした。すごく嫌な予感がする…。

なんとか持ち直したが、それ以来やはり腰が痛い。昔研究室の先生がギックリ腰をした時はゲラゲラ笑っていたのたけど、十余年の歳月を経てバチが当たったのか。因果応報強すぎる。

ちなみに僕がランニングマシーンでコケた話を笑っていた人が道で派手にコケたらしい。因果応報強すぎる。もはや呪いのブログと化してきた。ハリポタ風に言うと「名前を言ってはいけないあのブログ」である。きっとこれから腰を痛める読者も出てくると思う。それでも皆さんには読むのをやめないで欲しい。怖いものほど見たくなるって言うしね(適当

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