ジムに行って筋トレしてるんですよと言うと100%笑われる。そんなにイメージないのか!?笑 結構ちゃんとやってるんだゾ。ギタリストにも身体づくりは必要なんだから!

さて爪の話の続きである。

スカルプチャーの問題はとにかく手入れが面倒だということである。せっかく綺麗に仕上げても、すぐ欠けたり剥がれたりするので困っていた。そんな折、どうやらジェルなら長持ちするという情報を聞きつけたので試してみた。

結論から言うと、ジェルはスカルプチャーの代わりにはならない。確かに慣れてしまえば施術は簡単だし長持ちもするが、スカルプチャーのような硬さにはならない。全く別物と思ったほうが良い。また、ジェルはスカルプチャーと違って、塗った後整形するというようなことは(基本的には)しない。塗った形が完成形である。もちろん音色を整えるために爪先や爪の裏にシャイナーを当てたりはするが、荒いヤスリで整形するようなことはない。

仕上げ方にもよるけど、ジェルは音色が暗くなる傾向にある。スカルプチャーの音色を期待してジェルを塗ると、「なんだよコレ全然ダメじゃん!今すぐ剥がしたいキーッ」となるだろう。しかしジェルは個体によって硬さや音色が全然違うので、色々試す中で合うものが見つかるかもしれない。押尾コータローさんがジェルにした時は結構驚いた。「押し弾き」に出演させて頂いた折に「ジェルって実際どうですか?」と聞いたら、「結構ええで、これ」と言ってボディヒットの音を聴かせてくれた。それまでとは明らかに違うサウンドではあったが、それはそれで押尾さんには合ってるなぁと感じたものである。

知り合いで言うとオカピさんはずっとジェルかな。あと上海出身のワンイエミンくんもしばらくジェルだった(今はたぶん生爪)。

実はジェルの音はなかなか特徴的で、結構「あ、これジェルの音だな」と分かる。昔より使ってる人も増えてきたのは、やはりスカルプと比べて楽に作れるからだろう。意外と知らない人が多いのだけど、塗って固めて終わりではなく、きちんと上澄みを専用の液でワイプして仕上げないとベタベタが残る。長持ちさせるにはベース→ハードの順に二種類塗り重ねると良い。

ジェルもそこそこ試したが、この時はスカルプチャーの代わりにすることを想定していたため、その目標は叶えられずに結局やめた。いくらハードジェルでも、スカルプチャーの質感に迫ることは出来ない。しかしスカルプチャーよりもガシャガシャ言わないので、そこが好きであればいいのかもしれない。

↑ちなみに僕が使っていたLEDライトはペンライト。こんな小さくてもちゃんと固まる。ツアーにも持っていきやすいし、十分かと。

【追記】「スーパーハードジェルでスカルプ以上に硬さがあるものがありまっせダンナ」というタレコミを頂いた。なるほどそこまで知らなんだ。Tさん情報ありがとうございました。

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