まだ英語を上手く話せなかった時、「英語を日本語に変換するのではなく、英語のまま考えなきゃダメだ」と言われたことがありました。

いあいあ…それが出来たら苦労しないんじゃボケッと思ったものでしたが、最近は英語は英語のまま受け入れる率が高まってきました。これはどういうことなのか?

例えばバスって英語じゃないですか。でもこれをわざわざ「大型回遊自動車」って言う人はいない。みんなバスと言ったらバスを思い浮かべるはずです。

ポテトと言って頭に何を思い浮かべますか?ポテトですよね。

テーブルは?テーブルですね。

サンキューは?サンキューって感じでしょ。

ハングリーは?あ、ハングリーなのねとなんとなく受け入れるはずです。

ミーティングは?分かりますよね。

キャッチは?キャッチボールとかのキャッチ。これもなんとなく分かります。

これらが分かる人は既に、「英語を英語のまま考える」ことが出来ています。英語学習とはつまり、この範囲を広くしていく作業だと思ったら良いです。

でも最初はやっぱり分からない単語はどうあがいても分からないじゃないですか。だから一度日本語というフィルターを通すのは悪いことではないと思います。

日本語のフィルターを通してその単語のイメージをなんとなく捉えておく。それを実践で使う中で身体に馴染ませていくと、自然とその範囲は広がっていきます。

「英語のまま考えると良い」というのは一見正しいなと感じるのですが、それはあくまで結果論であって、慣れないうちは日本語で理解する段階も必要だと思います。

「考える言語」と「表現する言語」は違うわけですから、まずは日本語で考えてみることも大事です。僕も未だに日本語で考えて英語にすることは多いです。海外においてはそれが僕のアイデンティティに繋がってると思います。日本人なんだから、日本語に根ざしてて何が悪いっ。てスタイルです。

そして何より言語はコミュニケーション。おじいちゃんが「ほら、あれ」と言ったらおばあちゃんがアイス持ってくる。これこそがコミュニケーションであり、杓子定規では測れないものです。

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